Larry Williams - Bad Boy / She Said, "Yeah" (Re-Issue)
1970s(1959) USA Re-Issue 45rpm Record [SPECIALTY/658]
- Normaler Preis
- ¥2,400 JPY
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50年代のSPECIALTYレーベル時代にはリトル・リチャードと共にニューオーリンズ発のロックンロールで影響力を持った、R&B・シンガー・ソングライター・ピアニスト/ラリー・ウィリアムズが、1959年1月にSPECIALTYレーベルからリリースした作品の、1984年正規リイシュー・シングルです。
ラリー・ウィリアムズによって書かれた曲です。歌詞は十代の感性を反映しており、曲の主人公は教室で問題を起こし、小さな女の子の髪にチューインガムを突っ込み、読み書きを学ぶために学校に行きたくない男という設定です。伝統的なR&B・スタイルかつ、ポップ志向を強調したリトル・リチャードのようですが、エネルギッシュな初期のロックンロールの特徴を備えています。それはいくつかの起始停止テンポ、邪悪なブルース・ロック・ギター、詩の行の後に口語で漫画的な「彼は悪い子です」というコーラスを挿入したザ・コースターズ風のアレンジ、大げさな叫び声と、最も印象に残るのはファルセットで「さあ、ジュニア、行儀よくしなさい!」と命令すること等が挙げられます。
レコーディングは、1958年8月14日にカリフォルニア州ハリウッドのラジオ・レコーダーズ・スタジオで行われました。ラリー・ウィリアムズのボーカルとピアノ、ルネ・ホールのギター、テッド・ブリンソンのベース、アール・パーマーのドラムス、ジュエル・グラントのバリトン・サックス、プラス・ジョンソンのテナーサックスをフィーチャーしています。
初期のザ・ビートルズがカバーした他、1994年の映画『バックビート』の劇中でも取り上げられており、ロックンロールとしても重要度の高い一曲です。
また、ラリー・ウィリアムスによる“チャ・チャ・チャ”アレンジの別バージョンが当時未発表曲として残されています。
近年のカバーではジ・エーボンズによるバージョンが秀逸でした。
裏面はアップテンポのR&Bで、こちらはイギリスのザ・ローリング・ストーンズやジ・アニマルズがもカバーしています。
コンディション:NM/NM/RI マトリックス番号:45-SP-658-5180 / 45-SP-658-5178 |
アーティスト【ラリー・ウィリアムズ】
Lawrence Eugene ""Larry"" Williams (May 10, 1935 New Orleans, Louisiana, United States - January 7, 1980 Los Angeles, California) R&B・シンガー・ソングライター・ピアニスト。ティーン期に家族でカリフォルニア州オークランドに移り、初期にはザ・レモン・ドロップス(The Lemon Drops)というR&Bグループに参加。1954年に再びニューオーリンズに戻り、ロイド・プライスの付き人や、ロイドのバンドや、ロイ・ブラウン、パーシー・メイフィールドらのバンドでピアノを伴奏。その頃に度々ニューオーリンズに録音に訪れていたリトル・リチャードと友達になり、SPECIALTYレーベルのプロデューサー=ロバート・ブラックウェルを紹介され、1955年に同SPECIALTYレーベルと契約。そこからは「Short Fat Fannie」、「High School Dance」、「Bony Moronie」といったノヴェルティー感覚たっぷりのロックンロールを売りにし、同社を代表するスター歌手の一人になっています。またジョン・レノンがラリーの熱心なファンだった事でも知られ、ザ・ビートルズでは「Dizzy Miss Lizzy」や「Slow Down」を取り上げています。1959-1961年にCHESSレーベルにR&Bを残し、1966-1967年にはOKEHレーベルにソウルを録音し、ジョニー・“ギター”・ワトソンとのデュエットやリトル・リチャードのプロデュースで再度成功を収めています。1980年にロサンジェルスにて銃殺もしくは拳銃自殺。