Jewel King - 3 x 7 = 21 / I'll Get It (JUKEBOX JAM Re-Issue)

マックスウェル・デイヴィスのバンドでも歌った経歴のある女性R&Bシンガー／ジュエル・キングが、1949年にIMPERIALレーベル[5055]からリリースした作品の2012年UK JAZZMAN/JUKEBOX JAMレーベル・リイシューです。

「さんしちにじゅういち」を題材にしたデイヴ・バーソロミュー作によるノヴェルティーソングを、デイヴ・バーソロミューのバンドが演奏するニューオーリンズ・サウンドに乗せたジャンプ・ブルース作品です。裏打ちを強調したシャッフルリズムにハンドクラップが入り、男性っぽさもある中性的なボーカルがパワフルに響くニューオーリンズ・ジャンプ・ブルース！ジャマイカでヒットしたらしく、ジャマイカPLAY BACKレーベルのブートレッグが流通しています。ジャマイカのR&B～初期SKAに与えた影響も感慨深い一曲です。

裏面はIMPERIALレーベル[5061]作品のカップリングです。ジャジーで洒落た雰囲気のあるジャンプ・ブルース・2サイダー！

原盤は78回転SP盤でのリリースなので大変お薦めな7インチです。

コンディション：NM/NM/RI マトリックス番号：JBJ 1030-A / JBJ 1030-B

アーティスト【ジュエル・キング】
Mary Jewel King (June 21, 1910 in Texas, United States - November 25, 1997 in San Antonio, Texas) 女性R&Bシンガー。ウェストコーストR&B。本名 Mary Jewel King 。マックスウェル・デイヴィスのバンドに所属し、1948年にDELUXEレーベルに録音したがそれは未発表となる。その後1949年にデイヴ・バーソロミューのプロデュースによりIMPERIALレーベルに録音し、ニューオーリンズ・スタイルのジャンプ・ナンバーを残しています。他エルモア・ジェイムズの1954年録音でもボーカルを担当した。