Jessie Hill - Ooh Poo Pah Doo part 1 / Ooh Poo Pah Doo Part 2

ニューオーリンズR&Bを代表する歌手の一人として知られる／ジェッシー・ヒルが、1960年2月にMINITレーベルからリリースしたシングルです。

アラン・トゥーサン・プロデュースによる作品です。


Allen Toussaint

ビルボード・ホット100チャートで最高28位、R&Bチャートで最高3位を記録しました。

レイ・チャールズの「ホワッド・アイ・セイア？」のリズム・パターンを盛り込んだ作品で、アラン・トゥーサンの演奏/指揮らしいファットなグルーヴに、粘り気たっぷりの厳としたボーカルでシャウトするニューオーリンズR&B・クラシックス！



アイク＆ティナ・ターナーは1964年と1971年に二度カバーしていますが、1971年5月にシングルとしてリリースされたバージョンはビルボード・ホット100・チャートで最高60位、R&Bチャートで最高31位に達しました。



イギリスのザ・フー（The Who）が、初期のザ・ハイ・ナンバーズ（The High-Numbers）時代にレパートリーとしていたことも知られています。



裏面はピアノ＋サックス主体のインストゥルメンタル・バージョンで、曲の途中でワイルドな掛け声も登場する2サイダー盤です。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：45-SO-700-RE / 45-SO-701-RE

アーティスト【ジェッシー・ヒル】





R&B・シンガー、ソングライター。1932年ニューオーリンズ生まれで、1996年に死去。1951年に自身のバンド／ザ・ハウス・ロッカーズでドラマーとして活動。その腕を見込まれ、プロフェッサー・ロングヘアやヒューイ・“ピアノ”・スミスのバンドでも伴奏する。その後1960年にMINITレーベルでアラン・トゥーサンのプロデュースによる「Ooh Poo Pah Do」がナショナルヒットを記録している。他にも同レーベルには「Whip It On Me」、「Scooby Doobie」等が残されている。ゴスペルをルーツにした、硬質で荒っぽいボーカルが魅力となるニューオーリンズR&B代表歌手の一人である。