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R&B 45

Jackie Wilson - Lonely Teardrops / In The Blue Of Evening

1958 USA Original 45rpm Record [BRUNSWICK/9-55105]

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サム・クック、ジェームス・ブラウンと並び、USソウル史における最重要人物といわれる重要R&B~ソウル・シンガー/ジャッキー・ウィルソンが、1958年にUS BRUNSWICKレーベルからリリースしたシングルで、ビルボード・トップ100チャートで7位、R&Bチャートで7週連続1位を記録した大ヒット作品です。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」で315位にランクされ、ロックンロールの殿堂が選ぶ「ロックンロールを形成した500曲」のリストにも掲載されています。1999年にはグラミーの殿堂入りを果たしました。

ベリー・ゴーディー・ジュニアと、ベリーの妹グウェンドリン・ゴーディーと、ローキュエル・“ビリー”・ディヴィスが共作し、大成功を収めた作品で、その功績からビリー・デービスはCHESSレコードのスタッフに加わり、ゴーディは曲の成功から得たお金を使って1年以内にTAMLA/MOTOWNレコードを設立しました。

キャッチーな楽曲とダンサブルなリズム、魂の歌声の組み合わせは、後のモータウン・サウンドの原点ともいえる重要作品です。

裏面はポップ・バラード作品です。

コンディション:VG+/VG+/RW
マトリックス番号:45 105827 1 / 45 105828 1

アーティスト【ジャッキー・ウィルソン】
Jack Leroy "Jackie" Wilson, Jr. (June 9, 1934 Detroit, Michigan, U.S. - January 21, 1984 Mount Holly, New Jersey, U.S.) R&B~ソウル・シンガー、ソングライター。サム・クック、ジェームス・ブラウンと並び「3大ソウル」と称される超大御所。また「Mr. エキサイトメント」や「ザ・ブラック・エルヴィス」といった愛称でも親しまれた。16歳の時にアマチュア・ボクサーとして活動。その後ボクシングから音楽に興味が変わり、地元のクラブでソロで歌った後に、リーヴァイ・スタブスらと共にR&Bグループ/ザ・ファルコンズ(The Falcons)(有名な同名グループとは別)を結成して活動。間もなくジョニー・オーティスに見出され、ザ・ミッドナイターズの前身となるR&Bグループ/ザ・スリラーズ(The Thrillers)にメンバーとして参加。その後もデトロイトのクラブを中心に活動し、1953年にはクライド・マクファッターの後釜としてR&Bグループ/ザ・ドミノス(The Dominoes)に正式に参加。1957年にソロ歌手へと転向しBRUNSWICKレーベルと契約を交わす。初期作品のヒットとなる「Reet Petite」、「To Be Loved」、「I'm Wanderin'」、「We Have Love」、「That's Why (I Love You So)」、「I'll Be Satisfied」、「Lonely Teardrops」等は、モータウン設立前のベリー・ゴーディーJr.(とビリー・ディヴィス)が楽曲を提供しており、ソウル・ミュージックのルーツとしても重要視されている。その後も同レーベルにおいて「Doggin' Around」、「Night」、「Baby Workout」、「No Pity (In The Naked City)」、「I'm So Lonely」、「Alone At Last」、「My Empty Arms」といった数々のヒット曲を発表した。1964-1966年の間はレコードの売れ行きが低迷し始め、カウント・ベイシーや、リンダ・ホプキンスとのコラボ企画で凌ぐ。1966年にはシカゴ・ソウルのカール・デイヴィスをプロデューサーに迎え、「Whispers (Gettin' Louder)」と、「(Your Love Keeps Lifting Me) Higher and Higher」が全国的に大ヒットし、続く「I Get the Sweetest Feeling」もヒットした。ロイ・ブラウンに影響をうけたジャンプ・ブルース・シャウター系のヴォーカルをルーツに、さらにそれにオペラ的な洗練されたテクニックを融合させ、独自のダイナミックなスタイルを確立。そのスタイルの影響は、メアリー・ウェルズやチャック・ジャクソンといったR&Bシンガーにもみられる。1984年にディック・クラーク主催のショウ「Dick Clark's Good Ol' Rock and Roll Revue」に出演中、舞台上で心臓発作が原因で倒れ49歳の若さで死去。