Hugh Masekela - Up-Up & Away / Son Of Ice Bag

南アフリカ共和国出身の黒人ジャズ・トランペット、フリューゲルホーン、コルネット奏者、作曲家、シンガー／ヒュー・マセケラが、1967年にUNIレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高71位、ビルボード・R&Bチャートで最高47位を記録しました。

ジミー・ウェッブが1967年に作曲し、米国のソウル・ポップ・バンド、フィフス・ディメンションがザ・レッキング・クルーの演奏をバックにレコーディングしたヒット曲（全米チャート7位）のカバーです。

フィフス・ディメンションの原作のキャッチーな雰囲気を、小編成のジャズ・バンドで再現したインストゥルメンタル・バージョンです。軽快なバッキングに呼応した、マセケラのエモーショナルなトランペット・ソロが情熱的に響く60's ソウル・ジャズ・クラシックスです。

「グレーズィング・イン・ザ・グラス」の前のマイナーヒット曲となりますので、比較的珍しいタイトルです。

裏面はマセケラ自作によるアグレッシヴなジャズ・ファンクで、こちらもおすすめです。

アーティスト【ヒュー・マセケラ】









黒人ジャズ・トランペット、フリューゲルホーン、コルネット奏者、作曲家、シンガー。1939年南アフリカ共和国生まれ。本名 Hugh Ramopolo Masekela 。50年代はアフリカを拠点に活動し、アルフレッドズ・アフリカン・ジャズ・レビュー（Alfred Herbert's African Jazz Revue）等に参加した。1960-1964年の間にニューヨークのマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックに在籍し、クラシック・トランペットを修得。録音はUNIレーベルにあり、1968年の全米No.1ヒット「Grazin' in the Grass」が代表作品として知られる。1967年にはモンタレー・ポップ・フェスティバルにも出演している。