Buzz Clifford - Baby Sittin' Boogie / Driftwood

60年代後半にはクラップ（Crap）というバンドでも活躍するポップ・シンガー、ソングライター、ギタリスト／バズ・クリフォードが、1960年11月にCOLUMBIAレコードからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高6位、ビルボード・R&Bチャートで最高27位、ビルボード・カントリーチャートで最高28位、ノルウェーのチャートで最高6位、UKシングルチャートで最高27位をそれぞれ記録しました。またビルボードが選ぶ1961年の年末ホット100シングルで第67位にランクされました。

ジョニー・パーカーが書いた曲で、「赤ちゃんあやしブギー」と題されたノヴェルティーソングです。オーケストラ・サウンドに乗せたロックンロール曲を、本当の赤ちゃんの声を織り交ぜたユニークな編曲で仕上げた60's ロックンロール・クラシックス！UK ACEレーベル編集による、ノヴェルティーソングの名(迷)作を集めたV.Aコンピレーション・アルバム『The Golden Age Of American Rock'n'Roll: Special Novelty Edition』にも漏れなく収録されています。


Various - "The Golden Age Of American Rock'n'Roll: Special Novelty Edition" [ACE/CDCHD 980] (2003)

またメディアでは、『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー Season 2』のエピソード「ザ・ニンジャ・エンカウンター：Part 3」にBGMとして使用されました。



裏面はドゥーワップ・スタイルのバラード作品です。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【バズ・クリフォード】



ポップ・シンガー、ソングライター、ギタリスト。1941年イリノイ州バーウィン生まれで、本名 Reese Francis Clifford III 。幼少期からギターを演奏し、ティーン期は地元のタレントコンテスト等で優勝。15歳でBOWというレーベルからデビューし、その後は大手COLUMBIAレーベルとの契約を成功させる。しかし初期にはヒットが出なかったが、1961年にノヴェルティーソングの「Baby Sittin' Boogie」がナショナルヒットとなった。その後州兵を勤めた後、ロサンジェルスに移住し、以降は作曲家としての活動を主とし、60年代後半にはクラップ（Crap）というバンドでEPICレーベルに録音を残してもいる。