Billy Larkin & The Delegates - Hold On! I'm A Comin' / Dirty Water

オレゴン州ポートランド出身のオルガン・ジャズ・トリオ／ビリー・ラーキン＆ザ・デリゲイツが、1966年にWORLD PACCIFICレーベルからリリースしたシングルです。

チャート記録はありませんが、当時に同レーベルから出されたアルバムのタイトルになったグループの代表作品のひとつです。



アイザック・ヘイズとデヴィッド・ポーターのソングライティング・チームによって書かれた曲で、ソウル・ボーカル・デュオのサム＆デイヴによって1966年にSTAZレーベルに録音された作品のカバーです。



サム＆デイブの原作よりもアップテンポのアレンジで、特徴的なホーンセクションのリフを活かしたキャッチーなサウンドに、ハモンド・オルガンの演奏を主軸にした60's ソウル・ジャズ・ダンサーです。モッド・ジャズがお好きな方におすすめです。

裏面は、アメリカのロックバンド、ザ・スタンデルズが1965年にTOWERレーベルに吹き込んだ曲のカバーで、プロデューサーのエド・コブが書いた作品です。



元々あった原曲のブルージィな特性を強調し、ブルース・ロック的な側面を押し出してインスト・アレンジされた60's ソウル・ジャズ・2サイダー盤でおすすめです。

アーティスト【ビリー・ラーキン＆ザ・デリゲイツ】



オレゴン州ポートランド出身のオルガン・ジャズ・トリオ。オルガン奏者のビリー・ラーキンを中心に、ギタリストのハンク・スワーン、ドラマーのメル・ブラウンによって構成された。その後、さまざまなアルバムにピアノ、トランペット、サックス、コンガ、トランペット、トロンボーン、ボーカルが参加しました。活動期間は1964年～1968年で、多数のシングルと、全7枚のアルバムをリリースした。