Al Casey - Surfin' Hootenanny / Easy Pickin'

デュアン・エディーやサンフォード・クラーク等で伴奏したセッションミュージシャンとしても知られるロックンロール・ギタリスト／アル・ケイシーが、1963年にSTACYレーベルからリリースしたシングルです。

リー・ヘイズルウッド・プロデュースによる作品です。


Lee Hazelwood

ビルボード・ホット100チャートで最高48位を記録しました。

デュアン・エディーの「（ダンス・ウィズ・ザ）グター・マン」をイミテートした作品ですが、よりハードなロックンロール・サウンドと、ケイシーが演奏する強烈なエレクトリック・ギターが乗った60's サーフ・インストゥルメンタル・クラシックス！



ディック・デイルや、ザ・ヴェンチャーズ、デュアン・エディー等のリフを再現したポイントも聴きどころとなる名演です。

またバック・コーラスのジ・ケイシーエッツには、ダーレン・ラヴ他が参加しており、ガールズ・ポップとしてもオススメの一曲です。


Darlene Love

またラモーンズが1976年の「Blitzkrieg Bop（電撃バップ）」に、本作のギターリフをそのまま引用している事でも知られる作品！





裏面はポップ・インストルメンタル・ナンバーです。

アーティスト【アル・ケイシー】



ロックンロール・ギタリスト。1936年カリフォルニア州ロングビーチ生まれで、2006年にアリゾナ州フェニックスで死去。6歳でスティールギターを演奏し始める。青年期にリー・ヘーズルウッドとフェニックスで出会い、1956年に二人で手がけたサンフォード・クラークの「Fool」が大ヒットを記録した。その後ギタリストのデュアン・エディーも手がけており、「Ramrod」などのヒット曲を提供した。60年代に入ると自身のアル・ケイシー・コンボを結成しSTACYレーベルより「Cookin'」、「Jivin' Around」、「Surfin' Hootenanny」等のインストルメンタル・ナンバーをヒットさせている。その後も主にセッション・ミュージシャンとして活躍した。